クラウドソーシングサービスで経費削減とは
クラウドソーシングサービスを活用することで経費を削減できる。委託業務によるが、通常の50%以下の価格で委託することも可能である。
クラウドソーシングサービスで経費削減できる理由はその依頼方法にある。
クラウドソーシングサービスではあなたの会社の依頼を受注しようと不特定多数の個人・業者が参加するため、 資本主義の本来の形であるサービス競争、価格競争が起こる。
その結果、あなたの会社はよりよい品質と大幅な経費削減を達成することができる。
ここでは経費削減の観点から、クラウドソーシングサービスの特徴と依頼時の注意事項等について考えていく。
クラウドソーシングサービスの特徴
クラウドソーシングサービスとは不特定の個人あるいは会社に対して相見積もりを提示してもらい、 気に入った個人、業者に業務を委託することを示す。専門知識、得意分野のある個人や法人があなたの会社から依頼された業務に対して、 様々な提案をしてくれ、あなたの会社はその中から最も気に入った業者に業務を依頼することができる。
メリット
- 非常に複数の個人・企業から見積もり・提案を受けることができる
- 専門知識・得意分野を持つ個人・団体に依頼するため、品質が総じて高い
- 登録している個人・法人の過去の業績、評価を見ることができ、様々な判断がしやすい
- 法人では依頼しにくい小さな案件や細かい案件でも依頼できる
- 発注者側は依頼金額以外の負担がなく金額が明瞭
かたや顔の見えない相手との取引であることから、以下のようなデメリットもある。
デメリット
- 機密保持、その他契約に関しては相対的に曖昧
- 正しく依頼先を見極める目が必要
- その後の直接取引を禁止している場合が多く、常にクラウドソーシング提供会社を利用しなければならない
クラウドソーシングサービス向く仕事
上記特徴、メリット・デメリットから、コア業務以外の多くの業務でクラウドソーシングサービスを利用することができる。具体的には以下のような依頼が盛況になっている。
- ログ作成
- ホームページ作成(※文書だけ、デザインだけ、感想だけなど切り出した依頼も多い)
- システム作成(※1機能だけ、デザインだけ、共通関数だけ、テストだけなどのあり)
- 調査業務(実店舗覆面調査、製品レビュー、商品リサーチ、価格リサーチ、Webサイト調査など)
- データ入力
- 翻訳
- 企画提案
- 営業代行・テレアポ
- 荷物受取
- 商品仕入れ
- その他
クラウドソーシング活用時の注意点
クラウドソーシングサービスを活用する場合、最も注意すべきは依頼内容を正確、かつ、詳細に伝えることである。例えば、単純に和菓子会社のロゴを作って欲しいというよりも、あなたの会社のコンセプトやターゲット顧客、経営理念などを伝えた方が良い提案や結果が出ることは明白である。
また、曖昧な依頼内容だと委託業者も正しい費用換算をすることができず、 結果として品質の劣化やいい加減な仕事へとつながる。
日本の主なクラウドソーシングサービス会社
日本の主なクラウドソーシングサービスはまだまだ始まったばかりだが、lancers(ランサーズ)やクラウドワークスといった大規模総合クラウドソーシング会社から、みんテス、C-teamと言った特化型クラウドソーシング会社など様々な会社がある。
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