タイヤの空気圧で経費削減とは
営業車両や配送車両を利用している場合、ガソリン代金は大きな経費になる。ドライバーは経費削減のため、ガソリン代金が安いガソリンスタンドを探す努力は惜しまないが、 ガソリン代金、燃費に影響を与える理想的なタイヤの空気圧はほとんど気にすることがない。
ここでは、自動車を利用する会社の経費削減としてタイヤの空気圧調整について解説していく。
タイヤの空気圧を調整すると経費削減できる
タイヤの空気圧を最適に調整することでもたらされる経費削減には、大きく2つの意味がある。一つは燃費を良くしてガソリン代金を節約すること、もう一つはタイヤの寿命を延ばすことでタイヤの買い替え費用を削減することである。
年間経費削減額 | ガソリン代金の5%~15%程度+@ |
ガソリン代金の節約
タイヤの空気圧は走行する毎に減っていく。走行以外にも空気が膨張している夏場から空気が凝縮する冬にかけては、車を運転しなくても空気が大幅に減る。
タイヤの空気圧は適正空気圧より高くすることで若干燃費が向上し、適正空気圧より低いと大幅に燃費が悪くなる。(5%~15%燃費が悪くなると言われる。)
つまり、タイヤを適正空気圧に保つだけで、5%~15%の経費削減効果がある。
タイヤの寿命を延ばす
タイヤは使えば使うほど摩耗により減っていく。しかし、適正空気圧に保つことでこの摩耗を最小限にすることができる。
空気圧が低い状態で走行しているとタイヤと路面の接地面積が増えるため、早く摩耗する。
また、空気圧が高すぎても、本来支えるべき面積で支えることができず、タイヤが早く摩耗する。
正しいタイヤの空気圧を保つため、1ヶ月に1回はチェック
経費削減に適したタイヤの空気圧は概ね適正空気圧~+10%程度と言われている。そして、この適正空気圧を保つには最低1ヶ月に1回タイヤの空気圧をチェックしなければならない。
適正空気圧をチェックする方法は様々だが、最近はセルフのガソリンスタンドでも空気圧計が置いてる場合もある。
また、右記のようにステムキャップタイプの見た目で空気圧が分かるものも1,000円~2,000円程度で販売されている。
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