インターネットの経費削減手法

インターネットに関わる経費削減とは

インターネットに関わる経費削減とは
インターネット接続に関わる経費削減は、その料金体系の複雑さと参入業者の多さゆえ、選択が難しくなっている。
しかし、インターネットの料金体系、仕組み、契約の基本を押さえておけば、これほど簡単に経費削減可能な項目も珍しい。
ここでは、インターネット接続に関わる経費削減について、解説していく。

インターネット経費削減 6つの視点

インターネットに関わる経費削減は大きく分けると6つの方法がある。
おのおの月額数千円程度と経費削減金額としては決して大きくないが、簡単にできるものが多く有用性は高い。
  1. 本当にインターネットが必要か検討する
  2. 不要なオプションは契約しない
  3. 業者そのものと直接契約するよりも第三者(仲介業者)を介した方が安い場合がある
  4. 契約サイクルごとに見直す
  5. 長期割引を利用する
  6. IP電話、携帯電話など、必要な場合は同時加入(利用)特典を利用する
年間経費削減額 8,000円~27,000円+@

本当にインターネットが必要か検討する

インターネットの経費削減を考える前に、まずは自社の業務におけるインターネット環境の必要性と、 その人数をしっかり把握することが最も重要となる。
また、必要であっても全員なのか、どの程度なのかを厳密に見定める必要がある。

不要であれば契約しないことが最大の経費削減になる。
業務に必要ないにも関わらず快適なインターネット環境を用意してあげることは、経費がかかるだけでなく、業務効率の低下につながる。

必要な回線速度の目安

インターネットの回線速度は同時接続するPCの台数で決まる。
例えば、100Mbpsの通信速度を5人が同時に利用する場合、一人あたり20Mbpsの通信速度となる。
(※閲覧するサイトの容量の違い、接続タイミングなどは単純化のため排除しています。)
概ね以下のような速度がインターネットを快適に利用可能な速度となる。

人数 契約回線速度(目安)
10人以下 100Mbps
10人~100人 100Mbps~1Gbps
100人以上 1Gbps以上、複数回線、専用線など

不要なオプションは契約しない

インターネットには様々なオプション(付属サービス)が存在するが、ほとんどの企業にとって、オプション(付属サービス)は不要である。
現在では、オプション(付属サービス)そのものが独立したサービス提供会社となっている場合が多く、 そのようなサービス提供会社と契約する方がほとんどの場合安くなっている。
以下、代表的なオプション(付属サービス)と経費削減の視点から考えた代替案である。

オプション オプション内容 経費削減の視点
固定IP 通常、個人宅からのインターネット接続は動的IPと呼ばれ、プロバイダに接続する度にIPアドレス(インターネット上の住所)が変わる。
しかし、固定IPの場合、このインターネット上の住所が変更されない。
それによってできることは、レンタル・サーバーを借りずにWEBサーバー(ホームページ)やメールサーバーを設置できる程度である。
インターネット接続業者が提供する固定IPを利用するよりも、外部のWebサーバーやメールサーバーを借りたほうが安い場合が断然多い。

また、WEBサーバー維持の為の技術者の給与、Webサーバーの電気代、PC代金などを考慮すると、システム会社やよほどでなければ不要なサービスである。
VPN インターネットは普段意識することはないが、無法地帯である。
インターネット上を流れるメールや検索用語など全ての情報は、専門の技術があれば外部から閲覧が可能である。
言い換えるとインターネット上を流れる情報にセキュリティはない。
VPNはこの誰とでもやり取り可能なインターネットをあたかも専用回線のように使いセキュリティを確保する技術である。
よほど隠したい機密情報で無い限り、通常の企業にとってこの契約も不要である。
個人情報保護やその他セキュリティに関わる国際規格でさえ、VPNを必須とする規格は稀である。
独自ドメイン cost-reduction-2.hajime123.net(当サイト)のようなURL(アドレスとも言う)を示す。
これらはICANNなどの非営利団体が世界中のドメインを管理しており、そこにインターネット接続業者が登録を代行してくれ、好きなURLを 付与してくれるサービスである。
外部のドメイン取得専門会社に依頼した方が安く、管理が容易な為、不要なサービスである。
ドメインとIPアドレスの紐付けはドメイン取得サービス業者経由で変更可能なため、ドメインを変えずにIPアドレスのみ変更できる。
メールアドレス メールアドレスが1つ付与される場合と、メールアドレスをいくつでも作れる場合の2種類がある。
固定IPアドレスや独自ドメインとともに利用することで、社内にメールサーバーを置いて社員のメールの管理ができる。
無料のメールアドレス(例:Gmailなど)を使うことも一考である。
一昔前は無料メールにはセキュリティや広告など仕事で使うことは懸念されたが、それも今は昔。
また、外部レンタルサーバーを借りればほとんど無料でメールを無制限に作成、管理できる。
機密情報を扱うようなメールがない場合は不要。
ファイルサーバ、共有サーバー 文書やソフトウェアなど、社内で共有すべき物を管理するサーバーがついてくる場合がある。
通常、こういったサーバーは社内で管理するのだが、インターネット回線業者がこれら仕組みを提供する場合がある。
これらもよほどの場合を除いて不要。
社内で不要になった古いPCをファイルサーバーにしたり、外部のFTPサーバーを利用することも可能である。
セキュリティ・回線監視 インターネット関連のウィルス対策や不正な攻撃に対する監視をしてくれる。 WEBサーバーに関するセキュリティはレンタル・サーバー会社であればどこでも無料でやってくれるため、ほぼ不要。
また、メールに対するウィルス対策も各PCにセキュリティソフトを入れていればほぼ問題はないため、不要である。

仲介業者を介した方が安い場合がある

例えばNTTの光フレッツを契約する場合でも、NTTの光フレッツを取り扱う他の企業、いわゆるプロバイダ(Ex.YAHOO,楽天,BIGLOBEなど)から申し込んだ方が安い場合がある。
理由は携帯電話と同じで自社の宣伝費の変わりに、仲介業者に報奨金を与えるやり方の方が 安くなる仕組みが定着してしまったことなどによる

ただし、携帯電話は実店舗販売をメインにするが、インターネット接続はインターネット申し込みにシフトしつつあるため、 一概に仲介業者が安いとはいえなくなってきている。
また、同じ企業が提供する同じ契約のインターネット回線であっても、比較サイトなどを通じて申し込んだほうが安い場合がある。
契約を決めてしまう前に契約しようと考えている企業のインターネット回線の値段をひと通り調べることをオススメする。

契約サイクルごとに見直す

インターネット料金の経費削減のメインはこの契約サイクルごとに見直すことが最もお手軽な経費削減方法である。
言い換えると、隔年ごと(契約は2年縛りが中心となっている)にインターネット接続業者を乗り換えるのが最も経費削減に貢献する。

EX).BIGLOBEの戸建向け、フレッツ光(200Mbps)の場合 (2013年)
費用内訳 そのまま使う場合 新規に契約する場合
初期費用 新規契約料(事務手数料) 0円 1,575円
工事費用 0円 0円
月額費用 基本料(電話回線使用量) 4,725円 5,460円
基本料(プロバイダ料金) 1,260円 1,260円
2年割 -735円 -735円
その他割引 初月無料 0円 -1,260円
おもいっきり割 0円 -10,395円
キャッシュバック 0円 -61,730円
2年間合計費用 126,000円 71,830円
月額費用
(2年合計÷24)
5,250円 2,992円
2年間経費削減効果合計 54,170円
月額経費削減効果 2,257円

長期割引を利用する

インターネット接続業者を変更できない場合、現在の接続業者が提供している長期割引を利用することで経費削減が可能である。
この長期割引は各社提供しており、内容は携帯電話の2年縛りのような契約である。

ただし、これらサービスが適用されるには、ほとんどの場合別途申し込みが必要となる。
自社が契約しているプロバイダが長期割引に対応しているか、確認して見ると良いだろう。

プロバイダ 長期割引内容
eo光 3年目~5%off、6年目~10%off
フレッツ光 2年契約 月735円割引(※集合住宅の場合は月105円割引)

IP電話、携帯電話など、必要な場合は同時加入特典を利用する

インターネットの多くは電話回線業者を利用していることから、IP電話や携帯電話との併用で利用料金が安くなる場合がある。
これらが必要な場合、併用することで経費削減を行うことができる。


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